• 4歳~5歳

時計、面積、秤、花びらの数など私たちの生活は数で満ち溢れています。
子どもは本来数、数が大好きです。まだ数の概念が分からないうちから量や大きさの違いに気付き、印象として残しています。

時計の数字を読み上げる、身の回りの物を数え出す、年の数に興味を持つ、お誕生日表の数字を読み上げる、このような行動を見せる時、子どもは『数の敏感期』にいます。

今まで「多い・少ない」「長い・短い」といった感覚的概念で覚えていたことに、今度は数が伴ってきます。モンテッソーリの算数教具には、子ども達が動きを通して数の概念を培って行く仕組みが含まれています。モンテッソーリ教育を受けた子ども達に算数好きが多いのも、数という抽象的概念に具体的に触れて学べるので理解しやすいという点があります。