子どもが好きな事に夢中になり、同じ活動を繰り返す姿を『集中現象』といいます。
人間は集中した時に脳内でドーパミンという神経伝達物質が分泌されます。
ドーパミンはセロトニンやオキシトシン同様に幸せホルモンと呼ばれ快感を生み出す脳内物質です。人間の脳はドーパミンが分泌されたとき、どんな行動をとったかを克明に記憶しその快感を再現しようとします。そしてもっと効率的にドーパミンを分泌させるために、脳内では神経回路がつなぎ変わり新しい神経回路が生まれます。
子どもが楽しい事を繰り返し行うのはこの脳内の働きのよるものでしょう。
この集中現象が繰り返し行われると子どもの考え方や行動が良い状態に変わっていきます(正常化)
参照:モンテッソーリ教育を受けた子ども達 相良敦子著